足の8020

80歳で20分間

キビキビと歩き続けられるために

今、日本は人類史上

もっとも高齢化した

社会が訪れています

2050年日本の人口ピラミッド

歩くことは人にとって、もっとも基本的な移動手段であり、自立を支える根本的な動作です。人は加齢に従って徐々に身体能力が衰えて、最後に死に至ります。

人生最後の下りの三階段。まず一段目で歩行ができなくなります。二段目としてスムースに排泄ができなくなり、三段目として食べることができなくなり、そして最終的に死に至ります。

歩行の維持ができれば、この「最後の3階段」を下りるのを遅らせることができるのです。人生最後の日まで、明るく笑顔で過ごせるために、歩くことを習慣化し、みんなで健康寿命を伸ばし、ひいては医療費や社会保障費削減に繋げる運動が「足の8020」です。

1989年より厚生省と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動が多くの人が知る「8020運動」( 8020推進財団)です。「80歳で20本以上自分の歯がある人の割合は1991年10%から2021年40%に改善しています。健康寿命に貢献する、長年の取り組みと実績に尊敬敬意のオマージュを込め「足の8020」という名のもとに活動しております

※「一般社団法人足の8020」は「8020推進財団」とは関係のない別法人です。

一般社団法人 足の8020 発足の経緯

「80歳で20分間キビキビ歩くことができる社会」の実現を通して、健康寿命をのばし、医療費と社会保障費削減に繋がるアクションを起こすことを目指して「一般社団法人足の8020」を2023年3月に設立し、非営利活動を展開しております。

 歩くことは、人間にとって自然な移動手段であり、自立の礎です。しかし、残念ながら、加齢に伴い、体力の低下が進み、歩行困難、排泄困難、食事困難といった様々な問題が現れ、最終的には人生の終焉を迎えます。私たちは、歩行能力の維持・向上を通じて、これらの困難な段階への移行を遅らせ、健康寿命の延伸を図ることができると信じています。それにより、高齢期も含めた人生全般で、明るく元気に過ごしていただきたいと願っております。更に、それは医療費・社会保障費の削減にも繋がります。

「足の8020 ウォーキング」などの市民運動やイベントを通して、「80歳で20分キビキビ歩ける社会」の実現に向けた活動を広く展開し、みなさまと共に健康で幸せな社会作りに貢献していきたいと考えております。